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【番外編】 「呪い」が蔓延する日本  批判・誹謗だらけ  呪いの時代を生き抜くためには

現代版の呪いとは

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目次

・呪いとは

・現代版の呪いとは

・なぜ呪いが蔓延しているのか

・「呪ったもの」に降りかかるもの

・この時代を生きるためには「祝い」が必要

 

 

 

 

呪いとは

「物理的なものを介さず、言葉、思念などを通して他者の生きる力を減免するもの」

と定義します。

 

 

 

おとぎばなしの世界では呪いが頻繁に登場します。

 

 

 

例えば「源氏物語」

六条の御息所(ろくじょうのみやすんどころ)の話はあまりにも有名。

 

 

 

六条の御息所は最初光源氏と恋仲でしたが、だんだん不仲になってきてしまい

光源氏を独り占めしたいがために、源氏の恋人「夕顔」を呪い殺し

妊娠中の「葵上」を生霊となって苦しめました。

 

 

これはおとぎ話の中のファンタジーといえばそれまでですが、

私はただそれだけではないと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

現代版の「呪い」とは

 

我々はインターネットやソーシャルメディアに深く依拠しております。

 

 

そしてともすると

非常に簡単に他者からの批判、誹謗、中傷にさらされる危険がある時代ということでもあります。

 

 

 

 

 

・LINEで心もとない事を言われる

 

 

・知らないうちにネットの掲示板でありもしないことを書かれる

 

 

・「死ね  ウザい  キモい  www」 

 

 

・心血を注いで書いた本がアマゾンのレビューで酷い事をかかれる

 

 

 

 

 

 

これらはすべて対象者の生きる力を滅する機能を持っている。

 

私はこれらを「現代版の呪い」と定義します。

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ呪いが蔓延しているのか

 

たとえば

日々会社で上司からがみがみ言われる、

接客でクレーム対応を強いられる、

家庭内で抑圧的な家族が周りにいる 

学校内のスクールカーストに締め付けられている、

 

これらは呪いを育む土壌となってしまう。

 

返報性の法則というか、受けたものは受け渡してしまうものなのである。

 

 

 

そしてたちの悪いことに、

他者を批判をするということは

割と簡単に自分が相手よりも上に立っているという感覚を得られる、

という特徴がある。

 

 

 

コストパフォーマンスがいいストレス解消法

 

 

 

何かを作るのよりも、何かを壊す方が何倍も簡単でカタルシスを味わえる。

 

 

 

ただ一方で・・・

 

 

 

 

 

 

 

「呪ったもの」に降りかかるもの

 

人を呪わば穴二つ

という言葉があります。

 

 

単純解釈すると、

人を呪うと相手だけでなく自分の分も墓穴を掘らなくてはならないよ、というもの。

 

 

つまり「呪い返し」にあってしまうという解釈である。

 

 

 

 

 

たとえばアマゾンである本のレビューをボロクソ書いたとしよう。

 

 

彼(彼女)は自分の実名でその本を批判することができない。

 

 

 

なぜなら怖いから、

隠れていたいから、

もっというと、

こんなことを言うのは自分のいやしい部分ということが潜在的に分かっていて

そのことを他者からつっこまれたくないから

 

 

そういう行動をとっていくと、

とりつづけていくと、

 

 

本当に自分がいやしい人間になってしまう。

 

 

でないと行動の整合性がとれない。

 

 

事故ってもいいように、と新車ではなく中古車を買った人が

「自分のした選択が正しかった」となるためには

本当に事故らなければならない

 

 

 

人間は自分のしたことの整合性を取るようになってしまうのである。

 

 

 

「深淵をのぞきこむものは深淵にのぞきこまれる」 

byニーチェ

 

今なんというか私は非常によくわかるのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

この時代を生きるためには

「祝い」が必要

 

 

ではわれわれには呪いに対処する方法はないのか、というとそれはちゃんとある。

 

 

 

 

 

「呪い」に対抗するためには「祝い」しかないのである。

 

 

 

 

 

「ありがとう」

 

「よかった」

 

「すばらしい」

 

「助かった」

 

「いいね!」

 

 

 

 

これらはみな祝い、祝福のことばである。

 

 

 

 

われわれはこの呪いの時代を生き抜くためにもっと祝いの言葉を

祝いの気持ちを醸成させなければならない。

 

 

それがこの呪いの時代を生きていくためのすべであると私は思う。

 

 

 

「君の意思の格率が常に同時に普遍的立法の原則に妥当するよう行為せよ」 byイマヌエル・カント

(格率≒基準  普遍的立法の原則≒みんなの幸せ)

 

 

 

スーパー噛み砕くと

「世の中がみんなお前みたいな人間ばっかになっても、そこそこ幸せに暮らせるよう日々行動しろ」

 

というかんじ(専門家の方異論があったらすんません)。

 

 

 

 

なかなか難しいですけど、これはその通りだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

いつもへにょへにょした麻雀の記事ばかり書いてますが、

 

 

今宵はちょっと真面目な記事。

 

といってもほとんどが高名な先人の話の受け売りばかりですが。

 

 

 

 

今日も一日お疲れ様でした。

 

 

明日もいい日になるといいな!

 

 

おやすみなさい。

 

 

 

おしまい。