伝説の雀士列伝 ムツゴロウさんこと畑正憲 動物王国破綻の借金を麻雀で返済した(かもしれない)
謎の老人が数々の麻雀大会で賞金を総なめ その正体は「初代十段位」
すいません、うまく画像がまっすぐにアップできなかった↓↓↓
6月13日の読売新聞の記事です。(麻雀全く関係なくパンダの記事ですが)
最近はあまりテレビでも見かけなくなったムツゴロウさんこと畑正憲さんです。
一般の方は動物王国で生き物を可愛がっているイメージが強いかと思います。
「よーし、よしよし💓」みたいにね。
ですが雀士は違います。
ああ、あの初代十段位ね。
ここにものってます↓
麻雀の段位は9段までなのですが、当時ムツゴロウさんがプロに所属していた時に当然9段だったのですが、
あまりに強すぎるので、9段の枠には収まらないので、タイトル戦として十段を作ろうという話になったそうです。
そして見事タイトル戦を勝ち抜いて十段に!
すごいですね。
彼の来歴を簡単に。
1935年4月17日生まれ、幼少期は満州で育つが、中学以降大分県で育つ。
東京大学理科Ⅱ類に合格、動物学を学ぶ。
出版関係に就職するが退職。作家としてデビュー。
北海道に移住、のちの動物王国を作る。
胃がんが発見される。全摘手術のおかげで一命を取り留めるが、再発するのではないかという不安に常に悩まされる。
このころ麻雀をはじめて覚える。その才覚からめきめきと頭角を現す。
東京に動物王国の東京版レジャーランドを建設。
経営が上手くいかず破たん。億単位の借金を背負うことに。
作家、講演活動など行い無事借金返済。
(※このころ麻雀の大会で賞金を総なめしていた!?)
現在千葉県在住という噂が流れているが定かではない。
いやーすごい人生ですね。
誤解がないようにですが、麻雀で借金を返したというのは都市伝説だと思います(タイトルにでかでか書いておいてなんですが)。
ただそんなウワサがまことしやかに語られる位の逸話をもった方なんです。
動物王国時代はスタッフがぶっ倒れるまでぶっ続けで麻雀をやっていたといいますし、
半荘を50回やる、というとんでもないタイトル戦があるのですが、そこでも何回も優勝しています。
ちなみに、ご存じない方のために補足すると、大体半荘1回って45分ぐらいはかかるんですよ。
なので半荘50回というのはざっと計算すると
38時間
常人の体力じゃないですね。
私も徹夜で麻雀することはよくありますが、それでも相当つらいです。
ムツゴロウさん平均睡眠時間3時間という噂もありますし凄いですね。私にはむり(´Д`)
麻雀の本も出してます!
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やっぱり東大に合格するような人って麻雀も強いんですよね。
麻雀界って結構高学歴な人多いです。東大、京大卒業の人を何人も知ってます。
もちろん学歴社会ではなく実力なので腕一本でやってきた人も多いわけですが、(↓こちらもどうぞ美人女流雀士の半生について)
so-miitoappu.hatenablog.jp
いろんな人生がありますね。
最後にムツゴロウさんの言葉でしめたいと思います。
「私はこの先の人生どうなるか不安でしょうがなかった。そんななか救ってくれたのが麻雀だった。」
麻雀は人の人生を救いもするし壊しもする、そんな魅力的なゲームなのです。
おしまい。