へぼへぼサラリーマンが麻雀プロに勝つまで

ごくフツ-のサラリーマンが麻雀プロに勝つまでの物語、上達法や麻雀の魅力をお届け!麻雀の役・点数計算分からなくても大丈夫!マンガやアプリも紹介します!

「コスプレした女の子と麻雀」ができるお店があるそうな @秋葉原

雀荘の概念を変えたといっても過言ではない

f:id:so-miitoappu:20170707214437j:plain

 

 

 

 

秋葉原に「てんぱね」というコスプレした女の子と麻雀が打てる店があります。

f:id:so-miitoappu:20170708070300j:plain

 

 

 

 

 

以前近代麻雀で特集が組まれていたことがありまして、

どんなもんかと一度いってみたことがありました。

 

 

 

 

 

まあ、雀荘とメイド喫茶を足して2で割ったようなものだろうとたかをくくっていたのですが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

想像のナナメ上を行き過ぎていて驚愕しました

 

 

 というわけで紹介をしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

店の外観はこんな感じ。

f:id:so-miitoappu:20170707214740j:plain

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店内のイメージこんな感じ

f:id:so-miitoappu:20170707215127j:plain

ここまではおおよそ事前の想像と変わるところはありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

が、すごいのはここからで、

 

 

 

 

 

 

麻雀のルールが全然違う(汗)

 

 

 

 

 

なにが違うかというと、

 

まず新規は自分の「ジョブ」を選ぶんですね・・・

コレ↓↓↓

f:id:so-miitoappu:20170707215351j:plain

 

 

手前から戦士、魔法使い、僧侶etc

 

 

 

 

そしてそして

f:id:so-miitoappu:20170707215611j:plain

 

こういうカードがもらえまして・・・

 

 

 

 

 

 

麻雀対局中にこのカードを使って特殊能力が発動できるという

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

なんじゃそりゃー

 

 

 

 

斬新でした。

 

 

局を重ねてレベルアップするともらえるカードも増えてきて、

ジョブごとに違ったものがもらえたりします。

 

 

 

 

 

たとえば、

「戦士」だったら得点が2倍になるカードとか、

 

「魔法使い」だったら、自分と相手の牌を交換することができたりとか、

 

 

「僧侶」だったらリーチ宣言牌を裏にして出すことだできたりとか(しかもロンされない)

 

 

 

 

 

 

麻雀ちゃうやんけ。

 

 

 

 

 

とにかく斬新でした。

 

 

 

 

 

打っている客層もそんなに雀力としてレベルの高い人はいなかったので(そりゃそうか)

 

 

 

 

 

初心者でも気軽にいけて楽しめると思います!

 

 

 

 

 

 

アクセス

f:id:so-miitoappu:20170707220224j:plain

 

 

 

雀荘を明るく楽しいイメージに。

 

 

 

非常に素敵な試みだと思います。

 

 

 

お近くよられた際にはぜひどうぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

おしまい。

【雑記】データでみる麻雀業界の現状と私自身の「願い」 ~七夕に願いを寄せて~

今後の麻雀業界の発展を祈念して・・・

f:id:so-miitoappu:20170706134253j:plain

 

 

七夕当日の更新と言うことで今回は雑記的な記事として

「現在の麻雀業界」の俯瞰と「今後の筆者自身の願い」を書きたいと思います。

 

 

 

 

まず客観的な状況として、下記サイトが分かりやすくまとめてありましたのでそれを参考に書かせて頂きます。

麻雀人口と市場規模 ~レジャー白書2014より | 麻雀フェスタ

 

 

 若干前の記事ではありますが、昨今の現状が概観できて分かりやすい記事でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麻雀人口ってどれぐらいいるの?

 

下の表を御覧下さい。

◆表1:余暇活動の参加人口の推移 (ハ)娯楽部門

  2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013
麻雀 980 1060 880 760 760 710 750 740 1,350 1,240 960 760 650
将棋 1,030 910 900 840 710 770 660 690 1,270 1,200 830 850 670
囲碁 450 480 420 450 350 360 240 250 640 610 380 400 280
パチンコ 1,930 2,170 1,740 1,790 1,710 1,660 1,450 1,580 1,720 1,670 1260 1110 970
ゲームセンター 2,160 2,450 2,400 2,460 2,270 2,260 2,200 2,270 2,900 3,000 1910 1860 1540

※単位:万人
※2009年より、調査手法を訪問留置法からインターネット調査に移行した。

 

 

 

 2009年にどの競技も人口が増えたのは調査方法をインターネット調査に変えたからということみたいですが、

 

 

ひとまず2013年の状況を見てみると・・・

【競技人口】

麻雀  650万人

将棋  670万人

囲碁    280万人

パチンコ  970万人

ゲーセン  1500万人

 

 

 

 

 

 

なのでざっくり言うと、

 

日本人の20人に1人ぐらいが何らかの形で麻雀をやっているということ

 

 

になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ一方で各業界ごとの「売上」については・・・

 

◆表2:余暇市場の推移 -娯楽分門-

  2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013
麻雀 1,130 960 900 940 1,030 960 950 640 560 580 560
パチンコ 296,340 294,860 287,490 274,550 229,800 217,160 210,650 193,800 188,960 190,660 188,180
ゲーセン 5,870 5,960 6,260 6,580 6,780 5,950 5,150 4,760 4,660 4,600 4,430
ゲーム 4,460 4,360 4,970 6,800 7,110 6,580 5,620 5,320 5,020 4,870 4,430

※単位:億円
※一番右は前年度との比較
※正確な表記は上から「麻雀ゲーム料」、「パチンコ(貸玉料)」、「ゲームセンター・ゲームコーナー」、「テレビゲーム・ゲームソフト」
※市場規模の推計値であり、各種資料や独自調査に基づいて推計している。

出典:「レジャー白書2014」


2009年から調査手法を訪問留置法からインターネット調査に移行した影響で、1350万人まで増えた麻雀の人口ですが、最新の数字では650万人となっています。
2011年から他の娯楽も軒並み減少していますが、東日本大震災の影響なのでしょうか?
それとも、スマートフォンの普及により、ソーシャルゲームに流れてしまったのでしょうか?

 

 

 

ざっくり概観でいくと・・・

 

麻雀 560億円

パチンコ 19兆円!?

ゲーセン 4400億

テレビゲーム 4400億円

 

 

 

 

 

パチンコはんぱねぇな、

というのはさておき、表から見えてくるのは、

 

 

 

麻雀店の売り上げが2003年~2013年で約半分になってしまっているということ

 

 

 

 

 

麻雀市場が10年間で半減しました

 

 

 

悲しい限りです。

 

 

 

 

 

一方で雀荘の店舗数のデータを見てみると、

 

f:id:so-miitoappu:20170706134852j:plain

 

 

 

2013年で全国に約10000店舗あることになっていますが、

これは廃業届を出していないところも相当数あるため、

 

 

 

実際には「5000~6000店舗」ほどと言われています。

 

 

 

 

こちらも衰退と言っていいと思いますね。約5年ほどで3割は減っているわけですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

で、業界的によく言われている分析なのですが、

 

 

 

麻雀人口はそんなに減っていないのに、雀荘に来る人が大幅に減っている。

 

これは、携帯ゲームやインターネット麻雀の普及が原因である。

 

 

 

 

これは確かにいえると思いますね。

 

 

 

 

 

確かに業界的にはまだまだ雀荘は「敷居の高い場所」

 

 

になってしまっている。

 

 

 

なので私は気軽に雀荘にいけるようにということで以前記事を書きました。

so-miitoappu.hatenablog.jp結構みなさん見ていただけてうれしかったです。

 

 

 

 

 

 

やはりこれからは何らかの形で雀荘にお客さんを呼び戻さなければならない、退職者が増え、60歳以上の人口が増えている現状私はこれは「好機」と見ます。

 

 

 

 

何らかの手を打っていかなければならないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、私個人のの願望、野望としては・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麻雀のイメージを変えたい

麻雀イコール「知的でおしゃれ」のイメージを定着させたい。

 

 

 

 

そう思っております。

 

 

 

 

 

 

 

そして皆さんができれば携帯アプリだけでなくて、

 

実際に卓を囲んで牌をさわってほしい

 

 

 

 

 

 

 

あの雰囲気というか手触りや本当の麻雀の醍醐味はリアルでしか味わえないものなのです。本当に。

 

 

 

 

 

 

そして、

 

 

 

 

 

 

 

麻雀はひとつの「居場所」を提供してくれる

 

 

麻雀はひとつの「成長する」場となってくれる

 

 

麻雀はひとつの「人生とは」に対する答えを教えてくれる

 

 

 

私はそう思っています。

 

 

 

 

 

 

七夕のこの日に、

 

 

 麻雀界のさらなる発展を、

 

そして皆様の健康とご多幸を祈念いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年も早くも半分が過ぎました。

 

 

 

 

 

 

少しでも皆様の笑顔が増えますように。

 

 

少しでも皆様の苦しみが少なくなりますように。

 

 

 日々の暮らしに満腔の謝意を捧げます。

 

 

 

 

 

メメントモリ。

 

 

自戒を込めて・・・

 

 

 

 

 

 

おしまい。

 

 

クスッと笑える 「麻雀川柳」みてみませんか?

今日も一句・・・

f:id:so-miitoappu:20170705131814j:plain

 

 

俳句、川柳は日本が誇る文化。

サラリーマン川柳があるなら当然「麻雀川柳」もあります。

 

 

 

 

中々風刺の効いたものもあり、最近の受賞作品の中で、

個人的に良かったと思う作品をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

それでは、

 

 

 

 

 

 

 

「点棒(展望)も  無いのにチー(地位)に  すがる知事」

 

 

麻雀の点を表す点棒と展望、鳴きのチーと地位をかけたいい作品ですね。

当時の東京都知事は舛添さんでしたでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 つづいて、

 

 

 

 

 

 

 

 

「また‘喰いタン’ オレはホントに 19字無し(イクジナシ)」

 

 

「喰いタン」とは数字の1と9、および字牌がない手のことでしかも安い手。

それを「意気地なし」とかける、うまいですねー。

 

 

 

 

 

 

 そしてそして、

 

 

 

 

 

 

 

 

「釈明も 精査もなしに 白を切る」

 

麻雀に「白(ハク)」という牌がありまして、それを切ることと、しらをきるをかけてます。風刺ばりばりです。

 

 

 

 

 

 

お次は、

 

 

 

 

 

 

 

「僕はロン  父はローンで  兄ドローン」

 

リズムがあっていいですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではでは、

 

 

 

 

 

 

 

 

「麻雀に なると冴え出す うちの部下」

私です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして最近のなかで最も良かったのがこちら!!

 

 

 

 

 

 

 

「ウーマン(五萬)を ツモれず今年も  おれ単騎」

 

 

これは上手いと思いました!

五萬とwoman(女性)をかけて、彼女が居ないことを麻雀の単騎待ち(ペアがないこと)に例えています。これは抜群に秀逸でしたね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで最近の麻雀川柳をお届け致しました。

 

 

 

 

あなたも一句ひねり出してみては?

 

 

 

 

 

おしまい。

 

 

 

【実録】麻雀業界の抱える深ーい闇 ここだけの話を暴露しちゃいます  その4

実際麻雀プロの給料ってどうなんですか?

f:id:so-miitoappu:20170704133114j:plain

 

 

 

 

業界の闇をおつたえしてきた連載シリーズも今日で4回目。

 

いちおう今回を一端区切りとしてまた何かあったら書こうと思います。

 

 

 

前回が重たい記事だったので今回は軽めで。

 

 

 

 

 

 

 

そして今回はお金、具体的には麻雀プロの給料の話です。

 

 実際いくらもらえるのでしょうか。

 

 

 

 

 

ちなみに

最近将棋では藤井聡太プロが29連勝という記録を残しましたが

f:id:so-miitoappu:20170704133738j:plain

 

 

1局で90万円~100万円

 

 

ということがニュースでやってましたね。

 

 

 

 

 

 

さて、

 

 

 

では麻雀プロはというと、将棋よりも1局にかける時間は少ないのですが、

どれだけもらえるかというと・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

0円

 

 

 

 

 

 

 

 

もう一度言います、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年間通してリーグ戦を戦っても1円たりとももらえません!

 

 

 

 

 

 

 

 

え?と思った方が多いと思いますがこれが事実です。

 

 

 

 

 

 

むしろ各団体毎に麻雀プロ団体にはらう登録料というのが発生しまして、

麻雀連盟を例に取ると年間5万円を払わなければならないみたいです。

 

 

 

 

 

 

スポンサーがついていないのでこういうことになってしまうわけですね。

 

 

 

 

なのでほとんどの麻雀プロが、

平日は雀荘にスタッフとして勤務をしたり、ゲストプロとして行脚したりして

お金を稼いでいます。

 

 

 

 

あるいは

平日はフツーにサラリーマンで土日はリーグ戦

 

 

 

 

 

という人もいらっしゃいます。

 

 

 

 

 

 

プロだけで食べて行っている人はほんの一握り。

ご自身で本を書いたり、講演したり、麻雀のゲームからの収入だったりです。

 

 

 

 

 

やはりきちんとスポンサーが付くような仕組みを作らなくてはならないですね。

 

 

 

 

 

 

 

麻雀業界の闇まとめと今後改善していくべき方向性まとめ

 

①麻雀の違法性を無くし、従業員の待遇の改善に努める。

 

②ばらばらのプロ団体を統合し、スポンサーの付きやすい状況を作る。

 

③プロがプロだけできちんと食べていけるようにし、本当のスターを輩出する。

 

 

 

 

 

こういう所だと思います。

 

 

 

 

お読み頂きありがとうございました。

 

明日からはもうちょっとライトで明るい記事を書いていきます!

 

 

 

 

おしまい。

【実録】麻雀業界が抱えるもっとも深ーーい闇 ここだけの話を暴露しちゃいます  その3

※筆者はほぼ毎日記事を更新しています。

明日以降記事の更新が途絶えたばあい

「何らかの圧力」がかかったとお察し下さい。

f:id:so-miitoappu:20170703135420j:plain

 

 

 

 

 

 

麻雀業界の闇をお伝えしてきて3回目、

今回は2013年に起きたある事件について改めて取り上げます。

 

 

  

※まだ麻雀業界の闇その2をお読みでない方は、

僭越ながらこちらから読まれた方がよりご理解が深まるかと存じます↓↓↓

(3分程度でお読み頂ける記事です。)

so-miitoappu.hatenablog.jp

 

 

 

こんな記事を書いている筆者って何者?という方はこちら↓↓↓

so-miitoappu.hatenablog.jp

 

 

 

 

 今回書かせていただきますのは

 

 

前回の記事の最後でご紹介した、

 

 

 

 堀内正人プロ

f:id:so-miitoappu:20170703141448j:plain

 

 についてです。

 

 

 

 

当時筆者が名実ともに「へぼへぼサラリーマン」だった時代

 

 

 

彼の雑誌の連載を楽しみにし、

 

 

著書を熟読し、

 

 

我が師と仰いだ方です。

 

以下簡単な略歴

f:id:so-miitoappu:20170704073305j:plain

1985年 宮城県仙台市ご出身

2006年 日本プロ麻雀連盟第22期生としてデビュー

2010年 第27期「十段戦」優勝

2011年 第28期「十段戦」準優勝 

2013年 戦術本「麻雀 麒麟児の一打」発売

2013年 11月「当該事件発生

 

 

 

当時堀内プロは新才気鋭の若手として、

華々しい成績をおさめていました。

 

 

連戦連勝、そして

 

 

2010年には十段位まで上り詰めたのです。

その時の動画(約1分20秒)  泣いてらっしゃいました。

www.youtube.com

 

 

 

 

若手プロ大活躍!周囲から拍手喝采・・・かと思いきや、

全然そんなことはありませんでした。

 

 

というかむしろ、

 

 

 

 

 

周囲の古参プロ(連盟の上層部)は彼をよく思っていませんでした

 

 

 

 

 

もうこれでもかというほどボロクソに批判しておりました。

 

 

「あんなのは素人の麻雀だ」、

 

 

とか

 

 

「まるでなっていない。あんなのが勝つんだから麻雀は不思議なもんだ。」

 

 

 

とか。

 

 

 

 

 

 なぜなら、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼の麻雀が新しすぎて画期的すぎたから。

 

 

 

 

 

です。

 

 

 

 

 

 

 そう、ここに麻雀業界の最も深い闇があります。

 

 

 

その麻雀界のもっとも深い闇とは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アナログ派」VS「デジタル派」による

熾烈な派閥争い

 

 

 

 

 

なのです。

 

 

 

 

 

 

麻雀ご存じでない方は、アナログ、デジタルって何?という感じだと思いますが

(そのうち記事に書きましょうか)

 

 

まあ、巨人ファンと阪神ファン、ぐらいに思っていていただければ今のところ差し支えはありません(またたとえ野球かい!)。

 

 

 

 

 

で今でこそ、デジタル派は主流となってきましたが、当時デジタル派はまだ少数の時代でした。

 

 

そして

堀内プロのは生粋のデジタル派の申し子

 

 

 

デジタル派雀士として連戦連勝していたのです。

 

 

 

彼のファンは多く、新しい!斬新だ!おれも真似してみよう!という雰囲気でした。

 

 

ただ、

 

 

 

アナログ派が多数を占める古参のプロたちが、新鋭のデジタル派をものすごくいじめていたのです。

 

 

 

 

 

それを如実に語るのが、第28回十段戦、

 

堀内プロが十段になった第27回十段戦の翌年、

2連覇が期待された大会でした

 

 

その最終局、点差状況は

 

 

 

瀬戸熊+97.5、 堀内+55.1、 森山-1.1  三戸-76.8

 

 

 

簡単に状況を要約すると、

①連覇を目指すデジタル派堀内は2位 

②1位のアナログ派瀬戸熊は悲願の十段位に向けて逃げる体制   

③ほかの2名は優勝の目がない

 

という状況。

 

 

 

そこでなにが起きたかというと、

 

 

 

 

 

 

 

アナログ派の重鎮森山による、

堀内プロへの妨害行為

 

 

 

 

 

ほとんど森山プロに優勝の目がないという状況で、同じアナログ派の瀬戸熊を応援すべく、堀内プロへの妨害行為があったのです。

(具体的にいうと意味の分からない「目無しリーチ」がありました)

 

 

森山プロはもともと、

「優勝の可能性のないやつは優勝争いをしている人の邪魔をするな。」

と散々言ってきたにもかかわらずです。

 

 

 

 

堀内プロのファンだけではなく、麻雀ファンとしてはあの試合、

優勝争いとして「アナログ瀬戸熊」VS「デジタル堀内」の正々堂々の一騎打ちが見たかったはずです。

 

 

 

それが派閥争いでまともな試合とならなかった。

 

 

 

 

結果的に森山プロの妨害行為もあって順位は変わらず、堀内プロは準優勝。

瀬戸熊プロが優勝し、第28回十段位となりました。

 

 

 

筆者が堀内プロの立場だったら、

こんなのやってられるか!と

やけになってもおかしくないと思うのですが、堀内プロはめげませんでした。

 

 

自分の信じる麻雀が正しいと、その方法を貫きつづけて、

 

 

2013年麻雀戦術本「麻雀麒麟児の一打」を上梓

麻雀麒麟児の一打 鉄鳴き―近代麻雀公認 | 堀内 正人 |本 | 通販 | Amazon

f:id:so-miitoappu:20170704015528j:plain

 

 

 

良著です。

当時500円でしたが、

今やプレミアついてアマゾンで4712円~になってますからね。

 

 

 

 

 

当然この本は連盟の上層部にたたかれました。

上層部の評判は最悪で、麻雀雑誌の連載を止めろという人もいたとか・・・

 

 

 

 

そして、その戦術本が発売された同年11月

事件は起きました。

 

 

2013年の11月、

第30期十段戦が行われました。

 

 

 

 

 

 

その事件とは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不正行為により堀内プロの失格と、1年間の謹慎処分

 

 

 

 

となってしまったのです。

 

 

 

 

 

 

なにが起こったのか、そのときの動画をご覧ください。

(全3分の動画、1分40秒辺りからご覧ください)

www.youtube.com

 

 

 

見ただけでは正直なんのこっちゃわからない人が多いと思います。

(当時私も動画を見返して、何がダメだったのか理解するのにとても時間がかかりました。)

 

 

 

 

1分50秒ほどのところで、堀内プロがツモってきた 

f:id:so-miitoappu:20170704065646j:plainを一瞬卓にたたきつけたようなしぐさがあったと思います。

 

これにイチャモンをつけられたのです。

 

 

 

理由

三味線行為と受け取られかねない悪質な行為であったから即刻クビ。

 

 

 

 

三味線行為とは、相手に誤解を与えかねない演技、例えば、「全然いいツモこないなー」とか口で言っていて、実は聴牌していて、「ロン!引っかかったー」とかやる行為です。

 

 

 

 

堀内プロの行為のどこが三味線やねん!とファン皆が思いました。

 

 

 

 

 

確かに牌をたたきつける行為(といってもほんのちょっとですが)好ましい行為でない事は確かですが、タイトル戦の重要な場面で若干熱くなってしまうことは別に想像に難くありません。

 

 

 

 

 

実際にその時の盤外の解説もそんなに問題視はしていませんでした。

 

 

 

 

 

その場でダメだしをせずに終わってから、事後的にいちゃもんをつけて即刻クビ宣告

 

 

 

 

あんまりじゃないですか?

 

 

 

 

一応上層部による釈明動画もユーチューブにあります。

(9分ほどの長めの動画、見なくておK)

www.youtube.com

 

 

 

 

 

 

古参のアナログ派には彼に勝って欲しくなかった。

 

 

 

そのせいで彼は追放されてしまった。

 

 

そんなんありかよ!

と当時わたしは思いました。

 

 

 

 

 

翌年2014年、

堀内プロは正式に連盟を退会しました。

 

 

 

プロとして、私たちは彼の麻雀を見ることはできなくなりました。

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 その後

 

 

 

 

この状況に憤りを覚える麻雀ファンは当然少なくありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

麻雀プロ試験の志願者数が約6分の1に激減

 

 

 

しかも新人プロが減っては困るので受験生全員合格

 

 

 

 

 

 

 

 そりゃそうだ、そんな若手がいじめられる組織にだれが入りたいか。

そして全員合格にするというのも節操がない気がする。

 

 

 

これが事件の顛末です。

 

 

 

 

そして2017年現在に至る。

 

 

 

 

 

 

いつの時代も自分とは違う考え方や、やり方の人を受け入れるのは難しいのですね。

私自身もそうです。

 

 

 

 

 

 

ちょうど同じころ

テレビドラマで「半沢直樹」がはやってました。

 

ご覧になった方も多いと思います。

 

 

 

 

「倍返しだ!」

はあまりにも有名ですね。

 

 

 

このお話も根幹にあるのは、派閥闘争で

旧産業中央銀行派VS旧東京第一銀行派

の争いが描かれていました。

 

 

 

 

ただ今になって私が思うのは、(もちろん難しいのは承知の上ですが)

「何かを敵対的な文脈で語ることは創造的にならないということ」

です。

 

 

 

 

 

あんにゃろ、こんちくしょ、面子まるつぶれじゃねーか、やったれ!

というのは簡単ですが、

 

 

それはダメな気がします。

 

 

 

 

私は堀内プロの麻雀をまた見たいと思います。

 

 

そして麻雀界がもっと友好的で社会に資するものになっていってほしいと思っています。(私の野望は麻雀=おしゃれになることです)

 

 

今日語ったような闇を乗り越えて、

 

 

 

明日の建設的な麻雀界があることを私は願ってやみません。

 

 

 

 

今回は長めの記事になりましたが、

お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

P・S

※読者登録いただけると大変励みになります。よろしくお願いします。

 

【実録】麻雀業界が抱える深ーい闇  ここだけの話を暴露しちゃいます  パート2

プロ団体が分かれすぎてわけわからん

f:id:so-miitoappu:20170702205911j:plain

 

 

 

 

 

はい、へぼへぼサラリーマンがお送りする業界の闇編その2

 

 

 

 

その1はこちら↓↓↓

so-miitoappu.hatenablog.jp

 

 

 

 

今回は麻雀業界というか麻雀プロ団体についてです。

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは下の画像をご覧ください。

 

 

 

f:id:so-miitoappu:20170702212006j:plain

 

f:id:so-miitoappu:20170702210437j:plain

 

 

 

 

つい2日前発売の「近代麻雀」の表紙と

その巻末についている業界情報?のような記事です。

 

 

 

 

2枚目の画像をよく見ると、業界情報なのですが、

 

 

 

右上から順番に団体名として、

 

 

「日本プロ麻雀連盟」

「最高位戦日本プロ麻雀協会」

「麻将連合ミュー」

「日本プロ麻雀協会」

「RMU」←筆者はここ

 

 

 

 

 

とあると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全部「別組織」の麻雀プロ団体です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに細かい団体を言えばもっとあります。

(筆者もよく知りません)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これはどういうことかというと、

 

 

 

 

 

 

イメージでいうなら

 

 

 

 

 

 

 

野球でセ・リーグ パ・リーグだけじゃなくて

そのほかよくわかんないけど

ピリーグ  プリーグ  ポリーグみたいなのがいっぱいある感じ(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どれだけあるねん、とつっこみたくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分かれていると何が起こるかというと、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①よーは誰がいま本当に強いのかよくわからん

 

 

 

 

ということと

 

 

 

 

②スポンサーが現れない、というか協賛したくてもどこに問い合わせたらいいかさっぱりわからん

 

 

 

 

 

 

ということが起こってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

さらにいうと、

 

 

 

 

 

なんと、

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれの団体ごとに「麻雀のルール」がびみょ~に違う

 

 

 

 

 

んですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

これも野球でイメージさせてもらうと、

 

(ちなみに筆者は野球ぜんぜん詳しくないんですが、たとえがわかりやすいので・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こっちの「プロ野球リーグ」ではベースボールのルールだけど、うちはソフトボールのルールでいくぜ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みたいな状況なんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

正直それってどうなのよ、とファンとしてはとても思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

地方に行くと麻雀ローカルルールやローカル役とかあってそれはそれでおもむきがあって面白いとはおもいますが、

 

 

 

 

 

 

 

プロでルールが分かれているってどうなんでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前記事でとりあげたサイバーエージェントの藤田社長さんなのですが、

 

参考記事

so-miitoappu.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

業界の統一を強く願って活動されている方のおひとりです。

 

 

 

 

 

実際のところ実現可能性はどうなのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

一番大きい団体はおそらく「日本プロ麻雀連盟」

 

 

 

 

 

 

だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

ですがたぶん、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンチもめっちゃ多い

 

 

 

 

 

 

 

と思います。

 

 

 

 

 

 

 

他の団体は、この麻雀連盟のやり方が気に食わなくて

 

 

 

 

 

 

 

 

独立したところもあるんですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ、「日本プロ麻雀連盟」イコール

 

 

 

読売ジャイアンツみたいなもんですかね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなわけで、この団体バラバラ状態は

 

 

 

 

 

 

 

 

いろいろと弊害があるという麻雀業界の闇でございました。

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

そして次回の記事なのですが、

 

 

 

 

 

 

私としては「ついに!」といった感じなのですが、

 

 

 


 

 

 

 

 

 

とある男性プロ雀士のことを書かせてください。

 

 

 

 

 

闇です、ほんと深ーい業界の闇を象徴しています。

 

 

 

 

 

 

 

その男性の名前は・・・

 

 

 

 

 

「堀内正人」ほりうちまさと  

 

 

 

 

 

 

私がとても勉強させていただいたプロの方のおひとりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2013年 

麻雀業界で後々語られることとなった大事件が起こりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その渦中にいた人物が

 

当時「第27期十段戦」で優勝していた堀内正人プロ

 

 

 

十段戦ってなに?という人はこちら

so-miitoappu.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼がこうむってしまった、

麻雀業界の果てしない闇とは・・・・

 

 

 

 

 

 

 

次回乞うご期待。

 

 

 

おしまい。

 

【実録】麻雀業界が抱える深ーい闇  ここだけの話を暴露しちゃいます  その1

※もろもろの事情で所々大変あいまいな表現になることをご了承ください

f:id:so-miitoappu:20170702090158j:plain

 

 

 

 

「文春砲」という言葉がはやっております。

 

 

 

 

あまり品のない暴露記事はどうかとおもいますが、

 

 

 

 

 

一方でなかなか表に出ないことを出すことで世の中が大きく動くことはあると思います。

 

 

 

 

 

 

で、

 

 

 

 

当然ですが、

 

 

 

 

 

 

麻雀業界にも固有の闇があるんじゃないかと

 

 

 

 

 

 

私が見てきたなかで、ん?と思うもの、仮説を書きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

もろもろのきっかけで業界がよく変わっていってほしい

 

 

 

 

 

 

そういう願いもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その①

麻雀は公的ギャンブルではないため一般的にプロや正社員の労働環境があまり良くないのでは?

f:id:so-miitoappu:20170702091215j:plain

 

 

 

バイトは別です。むしろ穴場とも言えます。なぜなら↓↓↓

 

 

so-miitoappu.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

 

ただ正社員となると話は別だと思います。

 

 

 

 

 

 

例えばの例ですが・・・

 

 

 

 

 

仮に職場が労働法違反を行っていたとしても、法律上ダメなことを仕事にしているので、訴えられなくて泣き寝入り

 

 

 

 

しなければならないことが場合によっては考えられます。

 

 

 

 

そんなことが実際にあれば

 

 

 

正社員の離職率の高さやモチベーションの低下

 

 

 

にもつながってしまうかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

理由はまず麻雀が公営ギャンブルになっていないことかな

 

 

 

 

 

 

公営ギャンブルとは、

 

 

 

 

公営ギャンブル
こうえいぎゃんぶる

 
中央競馬、地方競馬、競輪、競艇、オートレースの5競技の総称。おのおのの特別法(順に競馬法、自転車競技法、モーターボート競走法、小型自動車競走法)により刑法上の違法性を阻却するものである。

 

 

 

 

法律で定められているからギャンブルオッケーというやつ。

 

 

 

 

麻雀でお金を賭けることは違法です。

 

 

 

 

麻雀という競技がギャンブルではないと私は思います。

 

 

 

 

ただ賭け事として親和性の高い競技であることは否定しません。

 

 

 

 

そして、

 

 

 

 

かりに全国の麻雀店で賭け事が日常茶飯事だったとしたらそれは法律的に違法状態です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なので基本的にこそこそとしなければならず、行政の目がいい意味で入りにくく

ブラックボックスになりがちなんですね。

 

f:id:so-miitoappu:20170702092558j:plain

 

 

こんなことは絶対無理だろうな、表にでられない側であったら。

 

 

 

 

 

 

 

 

どことは言いませんが、有給がほとんど消化できなかったり、時には18時間近く勤務するときもある業界があるとしたらそれは問題

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優秀な人材が入ってこないと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃあパチンコはどうなのよ?と思った方は鋭い。

f:id:so-miitoappu:20170702092953j:plain

 

 

 

 

 

 

パチンコもお金かけているんですけど

 

いわゆる

 

 

「三店方式」をとっているんでセーフってことになってるんですね。

 
 

以下概要

ここで、パチンコについては、ホールの近くにある景品交換所で、事実上現金への「換金」が行われているのに、なぜ、刑法で禁止される賭博に当たらないのかという疑問を持つ人がいるはずである。いわゆる三店方式の問題である。

三店方式とは、日本のパチンコ店で行われている営業形態。
1.ホールは客の出玉を景品と交換する
2.客は換金所で景品と現金を交換する
3.景品問屋が換金所から景品を買い取りホールに卸す

なお、ホール・換金所・景品問屋は独立している建前になっている。この手順を踏まなければ賭博法違反となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よーするにパチンコは、

 

①パチンコ玉と交換で「景品」がもらえます。(カードみたいなやつ)

 

②そのカードを交換所にもっていくと物好きなひとが現金とかえてくれます。

 

③その交換所とパチンコ店とは何の関係もありません。

 

④ゆえにパチンコ店ではお金を賭けてはおりません、セーフ。

 

 

 

 

 

 

という論法で成り立っています。

 

 

 

 

 

 

 

じゃあ麻雀店でそういうことやればいいんじゃないの?というはなし。

 

 

 

 

 

 

もしかしたら一部でやっているところもあるかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

例えば

 

 

 

 

 

①入店したときに1万円を安っぽいカードに変えて、

(1000円券8枚、500円券2枚、100円券10枚とかに)

 

 

②それをもとに麻雀の勝った負けたでやりとりをして

 

 

③退店時にお金にもどす

 

 

 

 

 

 

 

ということをやることは可能で、

 

 

 

 

 

全国ではないですがやっているところはあるかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

でもなぜか広がらない。

 

 

 

 

 

 

 

理由ははっきりとは分かりませんが、

 

 

 

 

 

 

これは私の仮説ですが

 

 

 

 

 

 

麻雀業界がパチンコと違い売上が低く高収益の体質ではないため、

(ちなみにパチンコ業界って25兆円の売り上げがあって、自動車のトヨタの連結売上とおんなじくらい)

行政や警察にお金がながれていないため、庇護をうけられない

 

 

 

 

 

ことがあるんじゃないかと思います。

 

 

 

 

 

 

どうなんでしょ?

 

 

 

 

 

 

仮説ですけど。

 

 

 

 

 

 

こういった私の仮説は他にもあるので続いて書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

おしまい。